出力 | 7,961 馬力 |
速度 | 54.1 kt |
速度実測値 | 直進時最大 : 46.0 kt |
射程 | 4.5 km |
攻撃力 | 10,063.2 MW |
耐久力 | 20.3 GJ |
装甲 | 211.5 MJ |
安定性 | 39.4 |
傾き | 0 ° |
排水量 | 7,355.0 t |
密度 | 0.7 g/cm3 |
全長 | 101.0 m |
全幅 | 15.0 m |
高さ | 21.5 m |
喫水 | 8.5 m |
視界 | 16.6 km |
面積 | 2,520.4 m2 |
パーツ | 28 % |
強さ | 4 |
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砲熕兵器 |
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機関 | |
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造艦と模擬戦ばかりやっていた頃は、小型艦を造っても活躍の場がなく、面白味に欠けるためそれ程気合が入らなかったのですが、BSCKOCに参戦表明してから俄然駆逐艦建造熱に火が付いた様でして。先に造った2隻より更に小型で、RSBC世界では対潜用に造られたとの設定もある松級に手を出してみました。
先の2艦はKOC規定サイズギリギリで造りましたが、松級という事で極力小さく造る事に。魚雷や爆雷などを装備しても何とか史実より全長が1m長いだけに収めることができました。横幅も最初は2マスで作ろうかと試してみたのですが、それだとどうしても魚雷が載らないので、結局3マスで造る事に。KOC規定ギリギリで史実より5.65m太ってしまいました。
魚雷や爆雷等の武装は先の2艦と変わらないのですが、主砲は単装砲という事で76mm速射砲を装備。艦尾側は連装砲なので、12.7センチ砲を選択。雷装や高角機銃載せないと「強さ1」になってしまいます。動力も煙突A×2で、喫水線下両舷に横向きに舵を設置…と変わり映えしないのですが、小型故か結構速度が出て、舵の切れも良い艦になりました。ここのところKOCに行けてないので、<初雪>ともども出陣が待ち遠しい限りです。
さて、恒例の駆逐艦といえば…RSBC 外伝1巻!w 1951年2月、アイスランドのレイキャヴィクにある日英米同盟軍戦略爆撃隊を撃滅すべく、ドイツ帝国は1,000機違い空軍機の支援の下に戦艦18隻・空母9隻をはじめとする合計200万トンもの艦艇を投入して<北ノ暴風>作戦を発動。これに対して日本軍も、松田中将麾下の第1艦隊・角田大将麾下の第1機動部隊・加来中将麾下の第2機動部隊を投入して迎撃を行った。この戦いの中で傷付いた<大鳳>は、睦月級<夕月>の他4隻の松級に護衛されてレイキャヴィクへ退避する途中、チリアックス大将麾下のドイツ高海艦隊と遭遇してしまう。
「左舷11時方向、<樺>被弾炎上中」
<大鳳>を逃がすために高海艦隊の足止めを企図する駆逐艦群を率いるのは、ソコトラ島で豹の群れ相手に奮戦した際に<初雪>の艦長代理を務めていた大島中佐。戦闘の中、全ての砲等が破壊されて艦尾が炎上した<樺>に、彼は退避を命じる。
「隊司令ヨリ<樺>艦長。貴艦ノ義務ハ終了セリ。速ヤカニ本海域ヨリ退避セヨ」
「<樺>艦長ヨリ隊司令。貴信了解。ワレ、コレヨリ任意ノ方位に向ケテ退避セントス」
大島中佐は意味を了解して溜息を漏らし、<樺>を支援するように命令を下す。そこへ<樺>からの最後の発光信号が届く。
「ワレ靖国ニ退避シツツアリ。貴官ラノ助力ニ感謝ス」
RSBCでは他にも各所で松級出てくるのですが、やはりこの場面が一番脳裏に焼きついていて、この後次々に敵弾を浴びつつも<ティルピッツ>左舷へと突入した<樺>から艦名を貰いました。最後に、突入する<樺>の姿を見て部下に漏らした大島中佐の言葉を紹介して終わります。
「あれが駆逐艦なのだ。いいか悪いかは知らん。だが、良く覚えておけ。あれこそが駆逐艦なのだ。生きて還れたら、絶対に忘れるな」
“[KOC538] 改松級橘型駆逐艦 樺 Ver1.0” に対して3件のコメントがあります。