出力 | 68,481 馬力 |
速度 | 38.8 kt |
速度実測値 | 直進時最大 : 34.9 kt |
射程 | 13.2 km |
攻撃力 | 10,891.8 MW |
耐久力 | 346.8 GJ |
装甲 | 575.2 MJ |
安定性 | 45.1 |
傾き | 0 ° |
排水量 | 39,003.0 t |
密度 | 0.6 g/cm3 |
全長 | 210.0 m |
全幅 | 35.0 m |
高さ | 43.3 m |
喫水 | 19.1 m |
視界 | 23.5 km |
面積 | 8,163.3 m2 |
パーツ | 62 % |
強さ | 5 |
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砲熕兵器 |
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機関 | |
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TTS用の艦艇は戦艦と空母しか所有していないため、水雷戦に参加すべく重巡洋艦を造る事に。お題を何にするか色々悩んだ末、やはりRSBCに出てくるイタリアの架空艦を選びました。
設定では、イタリア軍は条約時代の<ボルツァーノ>級以降重巡を建造していなかったが、WW2初期に受けた損耗を回復すべく1945年度計画により<テリヴィーレ>級を建造。全長200m・全幅22m・排水量12,600tで、<レパント>級戦艦同様、本格的な外洋戦闘能力の確保を目指して、装甲と航続距離増大に注意が払われたのだそうな。
お題は決まったものの、何ともマイナーすぎるのかグーグル先生に聞いても何も資料が出て来ず。書籍は設定以外はシルエットのみしか掲載されていないので、<ザラ>級を参考に創作してみました。
<ザラ>級等を見ると、艦橋まわり左右に副脚が露出しているのですが、円柱パーツで造るとちょっと感じが出ないので、12センチ砲を立てて使ってみました。艦橋上部の構造物も、中央に12センチ砲を置いてその上に浮き輪・円柱の順に載せ、浮き輪の周りをはしごで囲んでみました。
こんな事をしてしまったせいか安定性が非常に悪くなったので、当初は設定通りのサイズで造っていたのを諦め、TTS重巡の規定値ギリギリのサイズに。おまけに安定性を増すために喫水下にバラストを多めに盛ってしまったら密度が高くなりすぎてしまったので、艦体内部に船体パーツを使ったりして何とか密度を減らして浮力を得る始末。バランスを取るのに苦労しました。
最初は煙突もBとCを装備させていたのですが、少しでも重心を下げるためにダミーを作成し、煙突自体は空母煙突Cを艦橋下部辺りに2基埋め込みました。これだと速度が60kt強出てしまうので、いつもの手であるスクリューと舵の間に円錐パーツを設置してみたら32kt強程度しか出ず。速度は規定値上限の35ktギリギリまで出したかったため試行錯誤した結果、艦尾喫水下両舷にスクリューを配置したら35.1ktになったので、更に艦底部のパーツを1つ重いバラストに変更して34.9ktに調整しました。
武装は30.5センチ砲を主砲として選び、両舷に水中魚雷発射管を4基装備させたのですが、これだと(速度のptを合わせて)合計40ptでまだ5ptの余裕があります。魚雷を増やそうかとも考えたのですが、残念ながら規定では魚雷は4基まで。それでは主砲を30.5センチ砲+に変更しようかとも考えたのですが、pt的には規定値-1ptでおさまるものの、ゴツイ30.5+では外見のスマートさが失われる気がしてしまったので、今回は何も変えず40ptのまま完成としました。
1948 年11月04日、イタリアを代表するような伊達男・ジュリアーノ・マランツァーノ大佐が操る<テリヴィーレ>は、戦艦<レパント>に将旗を置くイアッチーノ大将麾下の東方艦隊に属し、インド洋のソコトラ島東方を進んでいた。戦艦8・空母1・重巡9・軽巡10・駆逐艦12の大艦隊は、<ティルピッツ>を囮にして日本艦隊を誘引し、撃滅するのがその目的であった。これに対するは戦艦<紀伊>に将旗を掲げる角田大将率いる遣印艦隊(戦艦2・装甲巡2・重巡3・軽巡2・駆逐艦10)。
両者は11月05日、インド洋西部・ラッカディブ諸島西方約300海里で遭遇し、戦闘を開始。数的劣勢な日本遣印艦隊は、見事な艦隊行動でトーゴー・ターンを成し遂げてイタリア艦隊主力の背後を突き、旗艦<レパント>を撃沈。戦死したイアッチーノ大将にかわって指揮を執る事になったモンタッネリ中将は、艦隊の撤退を司令した。
<ブルーアイス作戦>において敵艦隊の誘出が任務であった遣印艦隊は、予想外の大勝利に困惑したものの、ソコトラ方面に逃げ込まれぬ様、追撃を開始。日付が変わる頃には撤退から敗走に変わっていたイタリア艦隊の中で、比較的損傷軽微で切り抜けたマランツァーノ大佐の戦隊は、臨時に自分の名前を冠された20隻あまりの軽快艦艇部隊を率いてソコトラ島を目指した。彼の戦隊は11月8日、ソコトラ沖で<ティルピッツ>と日本軍第208護衛戦隊との夜戦に乱入する事になるのは管理人が造った<ティルピッツ>の記事に書いた通り。追撃を続行していた遣印艦隊がこの戦いの後半に間に合った事で<ティルピッツ>ともども撤退したマランツァーノ戦隊は、幸運にもアデンから派遣された給油艦から燃料を補給し、アデンへの脱出に成功した。
日本やアメリカの艦艇は以前から馴染みがあるものの、イタリアの艦艇はあまり見る機会もなかったので、上手く"らしさ"が出ているのか一抹の不安を感じますが、スケジュールを把握していないため、せっかく造ったのに果たして参加ができるかが、それ以上に不安だったりします。TTS水雷戦っていつだっけ?;;
“[TTS] テリヴィーレ級重巡洋艦 テリヴィーレ Ver1.0” に対して1件のコメントがあります。